【 Webシステム開発 】PHPメリット・デメリットを知ろう
こんにちは、x-climbです。
前回は、PHPの基本的な理解についてシンプルに解説しました。
今回は、もう少し深ぼりしましてPHPのメリット・デメリットについて見ていきます。
では早速いってみましょう。
PHP(メリット)
前回のPHPの基本記事にて少しだけ触れましたが、メリットはザックリと下記のとおり。
①初心者が学習しやすい
②情報が豊富
③書籍が豊富
④対応可能なレンタルサーバーが豊富
⑤案件が豊富
ここでは①〜⑤を少し深ぼりして解説していきますね。
まず①について。
世間一般的にPHPという開発言語は、初心者にとって比較的学習しやすいと言われています。
多くのWeb開発シーンでPHPが多く使われおり、代表的なもので言えばワードプレス(WordPress)ですね。
ワードプレスもPHP言語で構築されているサービスとなります。
当メディアもワードプレスで構築されていますので、カスタマイズするにはPHPの基本的な理解が必要です。
PHPは、HTML・CSS・JavaScriptと組み合わせることで、Webサイトを作ることが可能になります。
②について。
PHPは他の開発言語と比べるとその歴史が深く、検索エンジン上に多くの情報が存在しています。
言い換えるのであれば、PHPに関する情報が多い為、学習がしやすく疑問点を解決しやすいと言えるでしょう。
③について。
本屋さんに行くとわかると思いますが、PHP関連の書籍が置いていない書店はないのではないでしょうか。
書籍も豊富に存在し、PHP専門家たちが執筆した良書も多く目にすることができますので、学習したてのエンジニアは是非書籍を手に取ってみるとよいでしょう。
④について。
世の中にプログラミング言語は多く存在します。
開発言語の中には、使えるサーバーの種類が限定されることも多々あります。
しかし、PHPに関して言えば、ほとんどのレンタルサーバーで利用することができます。
いちいちサーバーで悩む必要がない点は嬉しいですよね。
⑤について。
多くの案件を紹介しているプラットフォーム(クラウドワークスやランサーズなど)でのPHP案件はまだ多いです。
特にフリーランスエンジニアでPHPスキルがあれば、案件獲得も比較的容易かなという印象を受けますね。
PHP(デメリット)
デメリット部分についても前回の記事にて軽く触れましたね。
具体的なデメリットとしては下記のとおり。
①実行速度が劣る
②コーディングの自由度が高い
③セキュリティ面での不安要素
④アプリケーション開発には不向き
まず①について。
PHPの言語自体がスクリプト言語ということもあり、コンパイラ式の言語に比べてどうしても速度面で劣ってしまう点があります。
仕方ない部分でもありますね。
②について。
記述面で自由度が非常に高いのは一見するとメリットのようにも思えますよね。
各個人、記述するスタイルは様々ですので、保守性を保ちづらいという点がデメリットとも言えるでしょう。
③について。
たびたびセキュリティ面での不安を指摘されているPHPですが、アップデートは定期的にされています。
他の開発言語と比べるとセキュリティ面が弱いという印象ですね。
今後の改善を期待したいところ。
④について。
一般的にPHPはアプリ開発には向いていないと言われます。
当たり前の話ですが、開発言語には向き・不向きがあるものですので、各言語に合った使い方をするのがベストです。
デメリットはザックリとこんな感じです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
PHPの基本的な理解よりも、一段階ほど深ぼりして解説してみました。
これまでの学べる系シリーズは下記のとおりです。
▶︎ JavaScript
▶︎ jQuery
▶︎ Python
▶︎ Ruby
▶︎ PHP
では次回の記事にご期待ください!